コピーサイトによる「丸ごと無断記事コピー」被害事情等について(顛末)

 昨日、今日と曇り一時雨。

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(6月3日撮影)

 

(1) プロローグ(序) 

 コピーサイトによる「丸ごと無断記事コピー」被害状況の詳細は、以下のとおりである。

 

(2) コピーサイトによる「丸ごと無断記事コピー」検索記事

 

 ❶ 本年4月23日付け記事(旧「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記/月光史郎から

 オン・ザ・ロック(On the rocks)を飲みながらのロック鑑賞は、有りや無しや?

 ❷ 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記(現「諦観ブログ日記」の旧名)

 ❸ 上記❶❷のGoogleYahoo!検索冒頭表示アルファベット符号は、次のとおり。

    「javaruntimes.appspot.com/u?puri・・・」

 

(3) 丸ごと無断記事コピーの状況

 

 ❶ アダルトサイト動画広告が大きく張り出され、行を移動するたびにその広告が付いてくる。

 ❷ 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記のままに表示されていた。

 ❸ 当該記事はブログ主名(月光史郎)及び読者の数字が消去されていた。

 ❹ 張り付けたTweet投稿写真が消されるも、文字は表示される。

 ❺ 引用したULRを開くと、AV関連表示?誘導に切り替わる。

 

(4) 丸ごと無断記事に対する憤慨の過去記事抜粋

 

 (本年4月28日付け記事のタイトル名:コピーサイトによる「はてブ記事」の丸ごと無断コピー等に、憤慨も!)

 はじめに 

 

 先だってから気になっていた、GoogleYahoo!検索エンジンで表示されるブログ記事に関する話である。

 と言うのは、当初見た時、文中にアダルトサイト広告が張り付けられていたので、何か変だとは思っていたが、いずれ消えるものとして放置していた。又、たちまちは広告上にある「✖」のボタンを押すと消えていた。

 ところが、時間を置いたり、日にちを開けたり、また、ウイルスのスキャンや再起動をして検索エンジンをかけても、アダルトサイト広告は一向に消えないのである。

 

 そこで、いろいろネット検索で調べてみると、このような憤懣極まりない出来事は、今に始まったことでないようである。

 しかも、このような事態を撲滅するのは不可能のようである。

 

 コピーサイトによる丸ごと無断コピー

 

 今回いろいろ調べるうちに分かった「コピーサイト」とは、「proxypy.org」である。 

随分前から、「丸ごと無断コピー」や「アダルトサイト広告の貼り付け」問題が取り沙汰されていたようである。

 これまで、そんなことがあったとはつゆ知らず、被害に遭って初めて知った次第である。これに対して、GoogleさんやYahoo!さん、あまつさえHatenaさんが、何らかの対処手段を講じてこないわけがないと思っていたものである。あまっちょろいか!(=_=)

 

 ところが、はてブ自体には問題はなく、むしろ、検索エンジンで記事が表示されること自体に問題がある。

 「proxy」とは代理の意味。プロキシサーバーが利用者の代理で通信を行うので、結局は利用者の代理権限もなく勝手に自己のものとして、かつアダルトサイト広告を貼り付けているということになろうか。勿論、アクセス数は無権限者にカウントされる。

 なお、なぜか、はてブに張り付けたTwitter投稿文字は表示されるも、写真自体は表示されていなかった。

 

  当面の無断コピー検索対処方法

 

   要は、GoogleYahoo!検索エンジンに表示されなければ良いだけのはずだが、記事の一覧表を表示するようにしているので、困難極まりない。

 問題は、上記のような丸ごと無断コピーがされ、それにより惹起される実害がどのようなものかが、今のところ不明なのである。ただ、アクセス数の減少だけなのか?である。

 いずれにしても、分からないことが多い。また、分かったとしても、防ぐ手段があるのだろうか?このことは、けっして、ネット利用者にとっては他人事でない。それなのに、広く伝わっていないように思える。

 

 ところで、今回明らかになった「コピーサイト」は「m.proxypy.org」である。また、検索欄の冒頭表示にでるアルファベット符号は「javaruntimes.appspot.com」である。

 くれぐれも、GoogleYahoo!検索欄では、「hatenablog.com」のみを開くようにしてもらいたいものである。

 

 今後の無断コピー防止対策等に向けて

 

 やはり、GoogleさんやYahoo!さんに対して、丸ごと無断コピー等をするコピーサイトの弊害を取り除くよう、粘り強く働けるしかないのだろうか?

 であっても、コピーサイトによる丸ごと無断コピー等を防止することは不可能であろう?

 究極のところは、GoogleYahoo!検索を止めるしかないが、それも困難である。

 そのため、二次的予防として、GoogleYahoo!検索する際、上記のような情報を共有しながら記事を開かないようにすることが肝心であろう。やはり、他人事でないという意識の共有が、その前提となる。

 そうは言っても、コピーサイト側もさることながら、あの手この手を駆使して新たな方法を編み出して来るだろう。

 

 おわりに

 

 昨日の午後から今日まで、曇りや雨と天候が良くない。そんな天候は、最近気づいた丸ごとコピー問題を象徴するかのように、気分が大変良くない。むしろ、腹立たしいばかりである。

 今に始まった丸ごとコピー問題でもないのに、これまでそのことを知らなかったことも恥じ入るのである。と言うのも、そんなことは考えもせず、記事ネタ探しと、記事作成ばかりに夢中になっていたのである。

 

(5) 上記(4)記事掲載後の諸事情

 

 上記のパクリ被害記事掲載後、その後も書き続けている記事がGoogleYahoo!検索欄に掲載されなくなった。従って、当然当該記事へのアクセス数はなくなっているよう。

 このことは、ブログのアクセス数増で収益を考えているブロガーにとって、大変痛いことである。それでも、宣伝してくれるのであればまだ救いようがある。しかし、「人のふんどしで相撲を取る」ようなことでは、我慢にも限度があろう。

 

 だからと言って、弱小ブロガーにとっても痛し痒しのところがあろう。と言うのも、パクられている記事があれば、パクられていない記事もあり、パクリ被害の記事掲載により、GoogleYahoo!検索欄に掲載されなくなる方が、むしろマイナス面が大きいと考える向きもあろうから。

 もしかして、コピーサイト側も、そのことを十分考えた上で、記事の丸ごと無断コピーしているのかも知れない?

 

 現在のところ、有名ブロガー(例えば、BLOGOS又はYahoo!等掲載のブロガー)が書いた記事を「丸ごと無断コピー」されているとの情報は取れていない。ぞの情報はブログを初めて間がないか、又は鳴かず飛ばず等のブログ主の記事が狙われているようか。

 

(6) エピローグ(結末)

 

 本記事を起案中の本日、念のために、当該パクリ記事のGoogleYahoo!検索欄を紐解くと、当該記事の内容のすべてが表示されないようになっていた。

 これは、GoogleさんやYahoo!さんに「おいどん」の願いが届いたのであろうか?

 思えば、本年4月23日以降「丸ごと無断記事コピー」がなされているのに気づき、このことを記事にしてから、約2カ月弱の決着であった。

 大袈裟に言えば、一時は精神的な錯乱状態に陥っていただろうか?しかし、それはいくら何ぼ何でも、大袈裟すぎるか!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

 それにしても、せめて「ブログ主名」を表示して、記事を紹介(URL添付)してくれているのであれば、大変喜ばしいことであったが、そうでなかったのは悔やまれる。また、四六時中表示される、大々的なアダルトサイト動画添付表示は大変不愉快であった。

 

 もし、上記の非表示対処が「Googleさんや「Yahoo!」さんのおかげであれば、やはり世界にその名を轟かせている「Googleさんや「Yahoo!」さんだけのことはあると思う。また、そうでないと、今後共誰もがブログ等で大収益を目指すようなブロガーは出現して来ないだろう。

 

 今は、一昨日見た「アオサギ」も田んぼの畔で、どこか寛いでいるかのように見える。

 その写真(1枚)は次のとおりである。 

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 「おいどん」もこの写真の「アオサギ」同様に、ホッとした気分になっている。

 

(追記)

 2022年2月15日

 今朝は晴れ。

 昨夜、「諦観ブログ日記」等が、ソースごと抜き取られ、ブログ丸パクリ被害にあっているようなことを、「Yahoo!」や「Google」の検索表示で発見した。このことが、許容される程度のものか否かについては、今後検討しなければならない。